一眼レフカメラ用に購入するおすすめのレンズ

目次

本記事について

スマホで気軽に写真を撮るのも良いけど、用紙サイズの大きい写真として印刷した時にはやっぱりそれなりに解像度が良くて荒くない写真を撮りたくなるかもしれません。そんな時は一眼レフ!っという訳でスマホ撮影より一歩先に進んだ一眼レフを購入する際の選び方についてご説明していきたいと思います。

本記事では、一眼レフカメラで使用するレンズを購入する時の選び方について説明します。
 ・ 一眼レフカメラの交換用レンズは何を選べば良いのか。
 ・ レンズの選び方や注意点を知りたい。
 ・ 一番最初に購入すべきレンズは何か知りたい。
上記のようなことを考えているという方は、本記事でご説明する内容によってレンズを購入する際の参考になるのではないかと思います!

一眼レフカメラを購入する際に注意すべき点については、こちらの記事をご参考下さい。

まずは安くて使いやすい単焦点がオススメ

私がオススメする、初心者の方が最初に購入すべきレンズは、「単焦点レンズ」です!
単焦点であればどれでも良いというわけではなく、特におすすめしたいのが「35mm/f1.8」というレンズです。それぞれの数値の意味については、別の記事でご説明しますね!

あわせて読みたい
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G-概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング ニコンのAPS-CサイズフォーマットNIKKORレンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプル、関連...

なぜ単焦点レンズを購入した方が良いのか

まずなぜ単焦点レンズ「35mm/f1.8」を購入する事をお勧めするのかというと、35mmというのがほぼ人間の目で見た時の景色と変わらない遠近感の写真になるからです。
どういう事かというと、広角でもなく望遠でもなく目で見た絵をそのまま切り取ったかのように撮影することが出来ます。
レンズの種類には、遠くのものを拡大して撮影出来る望遠レンズや、目で見る範囲よりも広い範囲の景色を撮影出来る広角レンズなど、様々な用途で使い分けられるように数多く存在しています。
どれを取っても、それぞれのレンズでないとしか撮れない絵が存在する魅力的なものばかりです。
そんな中で単焦点レンズをお勧めする理由は、上記で記載した内容の他にも次のようなポイントがあると思うからです!

<オススメポイント>
 ・ 綺麗にボケた写真が撮れる。
 ・ 撮影する対象を引き立てやすい。
 ・ レンズが軽い。

写真本来の撮影方法が身に付く

前項でご説明したメリットとは反対に、ズームアウト・ズームインが出来ないということがデメリットとして挙げられます。しかし、このデメリットについても、写真を撮る上で欠かせないことの一つだと思います。写真の撮り方は本来、まず立ち位置を決めて、その場所から撮影する範囲を決めるという流れですが、単焦点レンズを使用することで、この立ち位置と撮影範囲は全て自分の体を移動させる必要があります。つまり、レンズの撮影可能な範囲に合わせて立ち位置を考えて変える必要があるという事です。

これは写真を撮影する上では大変重要なことです。
どの場所に立って撮影すれば一番良い写真が撮れるのかを考えたり、どこからどこまでの範囲(画角)が写真の構図として含まれている事が一番良いかを考えたり、思考を働かせた写真を撮るという基本が隠れていると思います。
単焦点レンズを購入する事は、写真の基本的な撮影方法を身につける事が出来るということに繋がると思います!

標準レンズもあるとよい

次に購入するレンズとしてお勧めするものは、「標準レンズ」です!
少しお金に余裕があり、もう一つ購入できそうだという場合は、このレンズを検討すると良いでしょう。

あわせて読みたい
AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR-概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング ニコンのフルサイズフォーマットNIKKORレンズ「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」の製品ページ。カメラ、レンズ、アクセサリーなどの製品特長、主な仕様、撮影サンプ...

なぜ標準レンズが良いのか

なぜ標準レンズを購入した方が良いのか、それは広角と望遠の両方を兼ね備えている基本的なレンズの一つになるからです。撮影範囲を決める焦点距離については、24mm〜85mmほどあれば、広角も望遠も使用できます。
標準レンズの場合は単焦点レンズとは異なり、ズームイン・ズームアウトを行う事で撮影範囲を決める事ができるので、自分が移動して調整する必要がないので楽です!
また、近くのものでも望遠機能を使用して撮影すると、ボケた背景が拡大されるような別の絵になりますので、これも面白い特徴の一つだと思います。単焦点レンズは、固定された焦点距離に合わせて自分の立ち位置を考えて移動する必要がありましたが、標準レンズでは手動で焦点距離を変更できるので簡単に画角調整が出来る為、表現の幅が広がる事になると思います。

しかし、やはり立ち位置を調整せずに済むという事になってしまうのは、写真本来の撮影の仕方からは離れてしまうので、基本を押さえる為にも最初は単焦点レンズを購入する事をお勧めします。

標準レンズという特定のレンズは存在しない

カメラ屋さんなどの店舗で、”カメラの購入時に標準レンズ付き”などの記載を見かけたりすることがあるかも知れませんが、標準レンズと呼ばれる特定のレンズは存在しません。最初からついているレンズでもあり、基本的なレンズでもあるのですが、標準レンズそのものは、販売店舗やメーカーによって定義が異なっているため、標準レンズとして扱っているレンズの範囲についても変わってくるという定義がはっきりしない曖昧なレンズです。

写真の基本を身に付けられるレンズを選ぶ

カメラを購入するに当って注意しておきたい事は、写真を撮影する為の基本を身につける事ができるレンズが良いという事です。「単焦点レンズ」であれば撮影する際の立ち位置を考える力が身につき、「標準レンズ」であればズームイン・ズームアウトで撮影対象の遠近感を考える力が身につきます。
これらの2つのレンズを購入することが基本的な知識を身につける上でも重要になると思います。

レンズには2つの他にもフィッシュアイや、広角レンズなどいくつも種類がありますが、基本的な知識を身につける前にこれらのレンズを使用する事は、レンズが持つ魅力を最大限引き出せなくなってしまうと思います。レンズが持っている魅力的な機能を最大限に引き出す為にも、単焦点レンズと標準レンズの両方を購入用して基本的な知識を身につけておいた方が良いでしょう!

まとめ

本記事では、一眼レフカメラで使用するお勧めのレンズについてご説明しました。
購入する際の要点をまとめると以下のようになります。

単焦点レンズ (35mm / f1.8)
 ・ ボケを使用した綺麗な写真が撮れる。
 ・ レンズが軽い。
 ・ 撮影範囲を決める為、自分が移動するというように写真本来の撮影方法が身に付く。

標準レンズ (20mm〜100mm)
 ・ 広角機能と望遠機能を兼ね備えている。
 ・ 画角や距離の関係を身につけることが出来る。

ご紹介した通り、レンズを購入する際には上記の2種類が基本となっていると思います。
素晴らしい写真を撮影している写真家やアーティストも、使用することが多いレンズですので、楽しく写真が撮れるようになる為にも、基本となるレンズを購入しておきたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事を書いた人

SE兼フォトグラファーのフリーランスとして働く30代前半の子育てパパです!ITに関するスキルや写真撮影に関するスキルを少しずつ発信しています。

目次