写真を撮影する目的を考える(なぜ写真を撮るのか)

目次

本記事について

スマホで何気なく写真を撮っている事が多い現代ですが、ふと思いました。
あれ?スマホでいろんな写真を撮る事が出来る世の中になっているけれど、そもそも写真を撮る本来の目的ってなんだろうか、と。今も昔も変わらない共通点がいくつかの共通点があるのではないかと思いました。

本記事では、写真を撮影する目的について解説します。
 ・ なぜ写真を撮影するの?
 ・ 写真を撮って何になるの?
 ・ 写真を撮ることの本来の目的は何?
上記のように色々な観点から感じる疑問があるかと思いますが、携帯などを使用して手軽に写真を撮影できる時代になった今、写真を撮ることの本来の目的について考えてみたいと思います。

本サイトでは、カメラを購入するメリットやデメリットをご紹介している記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください!

写真を撮るということ

写真を撮影する事について

まず最初に、写真を撮るということはどのような事なのでしょうか?
そのままの意味じゃないか!と思う方もいるかも知れませんね。
そもそも辞書が定義している内容について確認した上で、一般的にどのような目的で写真撮影が行われており、そして自分自身にとってはどのような目的になるのか、それぞれ考えていきたいと思います!

辞書に記載されている”写真”と”撮影”について

辞書では、「写真」と「撮る」という言葉について、下記のような定義が記されていました。
(”撮る”では別の用語と混在した解説が多かったため、”撮影”に置き換えています)

写真
光・放射線・粒子線などのエネルギーを用い、視覚的に識別できる画像として記録すること。 また、それによって記録したもの。

撮影
対象物を受像機で写しとること。

上記の通り写真と撮る事というのは、受像器(カメラ)で対象物を写しとり、画像として記録する事、という意味で説明されています。辞書においては、記録するということが目的となっていますね!

写真を撮影する目的は

次に撮影する事の目的についてに確認しましょう!

撮影者にとっての撮影目的

カメラで写真を撮影する目的は、撮影する人間によって変わります。本記事では、撮影者ごとに3つの例でまとめました。

撮影者撮影するもの目的
スタジオカメラマン雑誌に使用する写真、
七五三などイベントの写真を撮影。
商用に使用する
思い出を残す
屋外カメラマンスタジオ以外の環境で、
スポーツやグルメ、事故現場の
写真を撮影。
ある事物に対する記録を残す
写真家全ての対象自己を表現する
主張を伝える
<一覧:撮影者から見る目的

上記の表からは、写真を撮影する人間が変われば、目的も変わると言うことだと思います。
そして注目したい点は、目的の部分ですね。

商用としては、雑誌に載せるためにモデルさんや商品の写真を撮影して販売します。

思い出を残す事については、七五三や成人式や結婚式の前撮りなど人生のイベントの思い出を残します。

ある事物に対して記録を残す事は、現在活躍しているスポーツ選手、人気のグルメ、発生した事故現場を撮影して、記録を残します。

自己表現については、自分が撮りたいものを撮りたい時に、好きなやり方で撮影して、記録や思い出に残します。

主張を伝えるという事は、紛争地域で起きている事を世界に知らせ、少しでもこのような悲惨な状態がなくなれば、という主張が含まれているでしょう。

上記の内容が主に写真を撮る目的となりますが、他にも目的になるものはあるかと思います。
撮影者ごとの目的を見てみると、それぞれが明確になっている事が分かりますね!

個人にとっての撮影目的

今度は、スタジオカメラマンでもなく、野外カメラマンでもなく、写真家でもない、一個人にとって写真を撮影するということは、先程の一覧「撮影者から見る目的」で示した内容から外れる事はなく、寧ろ一覧に記載した目的の全てが当てはまるのではないかと思います。

主に思い出を残すという目的が大きかとは思いますが、思い出は記録でもあります。自己表現や、撮影対象に対する主張を含ませる事も可能です。
目的を自由に決めながら写真の撮影ができる一番自由な撮影者なのではないでしょうか?

筆者が初めて写真の撮影に触れた時の話

初めての写真の撮影

筆者が初めてカメラに触れたのは、中学生の修学旅行でした。
父がNikonの一眼レフカメラを含めいくつかのカメラを持っていたので、1つ小さなカメラを借りて修学旅行へ行きました。
当時はデジカメもまだ手軽に買える状況ではなかったので、借りたカメラもフィルムでした。
あまり記憶がないのでどこのメーカーかは忘れてしまったのですが、40枚撮りのカメラです。
36枚フィルムカメラが多かったのですが、40枚も撮れることにフィーーー!っと一人テンションが上がっていた事が思い出されます。

修学旅行でカメラを持って行っている生徒もその頃は全然いませんでした。
そのため、自分がカメラを持っていると他の子に撮って撮ってとお願いされていました。
先生方もカメラを向ければ快くポーズを取ってくれました。
この時、カメラで人を撮影するって楽しいなぁと感じていました。

修学旅行が終わってから、撮影した写真は、カメラ屋さんで現像・プリントしてもらいました。
カメラ屋さんにもらった小さなアルバムに、写真一枚一枚貼り付け、マジックでコメントなども書き込みました。
翌日、学校に持っていき他の生徒たちや先生と一緒に笑いながら修学旅行の思い出話をしていました。


当時の私は、カメラってみんなと思い出を振り返るには最高の道具だと感じていました。
このように写真を撮影するきっかけは人によって異なるかも知れません。誰かがカメラを持っているのを見て自分も欲しくなったり、誰かが撮影した写真を見て、自分も写真を撮りたくなったり、理由は人それぞれだと思います。

まとめ

写真の撮影についてのまとめ

写真を撮ることの目的について確認して頂きました。
大きな目的としては、下記のつです。

<写真を撮影する目的>
 ・ 商用に利用する為。
 ・ 思い出に残す為。
 ・ ある事物に対して記録を残す為。
 ・ 自己表現をする為。
 ・ 写真を通じて自分の主張を伝える為。

上記以外にも写真を撮る目的というのは、存在すると思います。
ご自分が写真を撮影していく中で自分自身にあった目的を見つけるのが、一番楽しく撮れる秘訣だと思います!
最後までご覧頂き、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

SE兼フォトグラファーのフリーランスとして働く30代前半の子育てパパです!ITに関するスキルや写真撮影に関するスキルを少しずつ発信しています。

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